看護師の転職で行うべき面接対策

人材不足だといわれている看護業界は、転職するのが容易だといわれていますが、油断して面接対策などをしなければ失敗してしまう恐れがあります。看護師が転職する場合の面接対策では、必ず聞かれるであろう志望動機をしっかりと考えておくことがポイントです。なぜその病院に転職したいと考えたのかをまとめて、答えられるようにしておきましょう。志望動機の次によく聞かれることは退職理由です。特に前職の在籍期間が短い人は、前職の不満をいわないことが大切となります。前職の不満が退職理由だと、同じような理由ですぐに辞めてしまうのではと思われる可能性があるので注意しましょう。

そのほかに聞かれることは、自身の看護観や経験、スキル、インシデントについてです。看護観については、なぜ看護師を目指したのか、どのような看護師になりたいのかを聞かれます。また、経験やスキルを聞く理由は、即戦力を求めているからです。インシデントとはヒヤリ・ハットのことで、医療事故を防ぐためにどのような意識で仕事をしているかを問われることがあります。これらについての内容を事前に考えておけば、面接時に慌てることは少なくなるでしょう。

そして、面接では第一印象が重要になってくるので、見た目にも気を付けなければいけません。髪が長いのであれば、低い位置で一つに束ねて清潔感を出しましょう。メイクは勤務中と同じような、派手ではないナチュラルメイクにすることがポイントです。